イーロン・マスク氏(Elon Musk)がSNSのTwitter社を完全買収しました。
ツイッターを買収したことにより世間がざわついていますね。
イーロン・マスク氏がツイッターを買収したのはなぜでしょう?
理由が気になります。
そこで、イーロン・マスク氏がツイッターを買収した理由について分かりやすくまとめてみました。
イーロンマスクがTwitterを買収した理由は?なぜ?

イーロン・マスク氏がSNSのTwitter社を完全買収しました。
結論から、イーロン・マスク氏がTwitter買収した理由をシンプルに表現するならば、
Twitterでは言論の自由を順守していないので、自分の会社にして機能の見直し改善をしていく
というような感じかと思われます。
🚀💫♥️ Yesss!!! ♥️💫🚀 pic.twitter.com/0T9HzUHuh6
— Elon Musk (@elonmusk) April 25, 2022
イーロン・マスク氏がツイートされていた英文の翻訳は下記になります。
「ツイッターは人類の未来に不可欠な問題が議論されるデジタルな町の広場であり、言論の自由が機能する民主主義の基盤である」とマスク氏は語った。
また、私は新未来には、信頼を高めるためのアルゴリズムのオープンソースの作成や、スパムボットの打ち負かし、すべての人間の認証などの機能を作っていきたいです。
Twitterには大きな可能性があります。
会社やユーザーのコミュニティと協力して、Twitterの制限を解除できることを楽しみにしています。
Twitterを買収された後はどうなるのでしょう?
イーロン・マスク氏が今後の新未来に描いているTwitter像についてもう少し詳しく見ていきたいと思います。
イーロンマスクがTwitterを買収した理由5つ!

イーロンマスク氏がツイッターを買収した理由は、今までのツイッター機能のさらなる改善化をして新未来へ繋げていくというような内容のものでした。
そのために、イーロン・マスク氏がツイッターを買収した理由の軸になっていることが5つあります。
- Twitterは言論の自由のための場で、誰もが自由に発言できる公平な場であるべき
- Twitterは民主主義を機能させるために不可欠
- Twitter社の仕組み(アルゴリズム)の改善
- 嫌いなものを嫌いと言えることが自由で健全な言論
- 投稿内容はある程度法律に沿うべき
では1つずつ詳しく見ていきましょう。
Twitterを買収した理由①言論の自由の場で公平であるべき
誰もがツイッターで自由に発言できることが大事だとするこの意味には、今のツイッターのルールは、攻撃的なツイートや行動、フェイクニュースやデマなどの不確かな情報に対してもツイッターのルールに反するとアカウントが凍結していました。
例えばの事例を挙げますと、嘗てのアメリカ大統領であったドナルド・トランプ氏は、以前ツイッターのアカウントを持っていましたが、ツイート内容が暴力行為を扇動する危険性があるという理由で永久に停止されたということがありました。
イーロン・マスク氏は、このようなツイッターの運営方針に対しての改善策として、ツイッター社側が強制的に危険性があるからとアカウント凍結をするのではなく、
危険性があるかないか
フェイクニュースやデマなのか
などの判断基準は、人々もそのツイート内容に対して自由な意見などを述べることができるようにするべきだとのことでした。
いわばツイッターをオープンソース化することで、誰もが自由な発言ができる公平な場にするということみたいで、投稿内容の制限を減らすとも提言しています。
Twitterを買収した理由②民主主義を機能させるために不可欠

イーロン・マスク氏がツイッターに対して大事とされていることは、自由な言論の場でした。
誰もが自由な意見を発言できる公平な場としてTwitterはとても重要な存在であると言及しています。
今後、ツイッターをそのような自由で公平の場にするためにはいくつか問題点を改善していかなくてはなりませんが、イーロン・マスク氏ならきっと実現されるに違いないですね。
Twitterを買収した理由③アルゴリズムの仕組みの改善
今現在のツイッターは、ツイートした内容を後から変更したりする機能がありません。
その理由の1つとして、リツイートやリンクなど貼り拡散されたあと、もし内容が変更されてしまったら、その内容は全く別の言葉に置き換えられてしまい混乱を招いてしまいます。
ツイート内容を変更する機能がついていないのはそういった混乱を防ぐためなのです。
しかし、イーロン・マスク氏は、そのようなツイッター仕様を変えて、ツイートした内容を修正できるようにすることも人々が自由に発言できる場に必要な機能だと考えています。
ツイート内容が置き換えられて混乱するという問題に関しての対策としては、
- ツイート編集機能は、ツイートしてから短時間しか使えない様にする
- ツイート編集機能を使いツイート内容を変更したあとは、すべてのリツイートとお気に入りをゼロリセットする
というようなことを言及しているとのことです。
実は、ツイッター社もツイート編集機能については2021年から取り組んでいて、数カ月後にはβ版のリリースも示唆しているとのことでした。
イーロン・マスク氏が3月下旬に「編集ボタン欲しい?」とアンケートを取っています。
Do you want an edit button?
— Elon Musk (@elonmusk) April 5, 2022
この質問に対して、
「Yes」が73.6%
「No」が26.4%
でした。
確かに、ツイート後に少し編集したい時など、ツイート内容を削除するしかなくて少し面倒くさいなと感じることが結構ありますね。
この編集ボタンの導入は意外といいアイデアなのかもしれません。
また、イーロン・マスク氏は少し前から「ツイッターのアルゴリズムをオープンソース化するべき?」というようなこともアンケートを取っています。
Twitter algorithm should be open source
— Elon Musk (@elonmusk) March 24, 2022
この質問に対して、
「Yes」が82.7%
「No」が17.3%
でした。
意外と、No!が多いかなと思いきや、Yes!が圧倒的でしたね。
Twitterを買収した理由④嫌いなものを嫌いと言える自由で健全な言論
イーロン・マスク氏の持論の、嫌いなものを嫌いと言える自由で健全な言論ですが、こちらの意味は、シンプルにイーロン・マスク氏の言葉の通り、
嫌いなものは嫌いと自由に言論できる場がツイッターの在り方である…
ということになるのかと思われます。
嫌いなことを嫌いと言った暁には、その考えに反する人がそのツイート内容を見たら決していい気分ではないはずです。
しかし、イーロン・マスク氏のいう、”自由で健全な言論”の本質はそこが重要で、人がどのような感情で受け止めようとも、それが言論の自由が健全に成り立つという考えであると思われます。
マスク氏的「言論の自由」
自分の嫌いな人が、自分が聞きたくないことを言える環境だったら、そこには言論の自由があるんじゃないでしょうか。好きでもない人が気に食わないことを言っていたら、すごく腹が立つじゃないですか。それが言論の自由が健全に機能している証です。
引用元:Yahoo!ニュース
Twitterを買収した理由⑤投稿内容はある程度法律に沿うべき
もしもイーロン・マスク氏が新未来に求めるツイッターの在り方の全てが実現した際には、一体どのようなツイッターになってしまうのかは何とも想像が出来ない領域ではあります。
しかし、誰もが自由に嫌いなものを嫌いと言える自由で健全な言論は、やはりある程度のルールや法律の範囲内で発言をしていかなければ、荒れてしまうことは一目瞭然です。
そのようなことから、自由な言論をモットーとはしていますが、”投稿内容はある程度法律に沿うべき”ということなのですね。
”ある程度の法律に沿うべき” の ”ある程度” の度合いは人それぞれ異なります。
そのようなことを考えると、時には法律内でもギリギリというような発言も出てくることもあるのではないでしょうか。
その点など、どのようにしてイーロン・マスク氏の思い描くツイッターに改善していくのか、少し不安もありますが、改変されていく経過を見ていくのは楽しみでもありますね。
イーロンマスクがTwitterを買収したことに対し賛否の声!

イーロン・マスク氏がツイッターを買収したことにより、世間の反応はどうなのか調べてみました。
世間の声は、賛否の意見に分かれていましたが、イーロン・マスク氏が主張し作ろうとしている新未来のツイッターの在り方は、
「言論の自由」です。
投稿内容の制限を減らし、法律の範囲内で自由なことを発言できるとなれば、憎悪表現が増えるのではないかという心配の声の方が多いように感じました。
イーロン・マスク氏がツイッターを完全買収したことにより、
ツイッターを使うのはやめると言う人や、
すでにアカウントを閉じてしまう人もいるとのことです。
ジャミーラ・ジャミールは言論の自由に懸念しアカウント閉
イーロン・マスク氏のツイッター買収によって、イギリスの女優のジャミーラ・ジャミルさんがツイッターのアカウントを閉じてしまいました。

ジャミーラ・ジャミルさんは100万人のフォロワーに対して、
あぁ、彼がツイッターを買収したわね…
これが私の最後のツイートになります。
この言論の自由はこの先、憎悪表現や偏見などがあるものになっていくでしょう…
というような内容のツイートを最後にしてアカウントを閉じています。
Ah he got twitter. I would like this to be my what lies here as my last tweet. Just really *any* excuse to show pics of Barold. I fear this free speech bid is going to help this hell platform reach its final form of totally lawless hate, bigotry, and misogyny. Best of luck. ❤️ pic.twitter.com/fBDOuEYI3e
— Jameela Jamil 🌈 (@jameelajamil) April 25, 2022
その他にも、イーロン・マスク氏の主張する言論の自由に対して懸念の声が多くありました。
それもそうです、これからどのように変わっていくか分からないことに関しては不安は付き物ですね。
イーロンマスクがTwitter買収した金額は440億ドル!
イーロン・マスク氏がいくらでツイッターを買収したのか見ていきたいと思います。
イーロン・マスク氏が初めに提案していたTwitter買収金額は、
1株当たり54ドル強で取得し、410億ドルでした。
その後、最終的には
1株当たり54.2ドル、約440億ドルで買収することで正式にTwitterの買収する契約が集結しました。
このイーロンマスク氏が買収した金額は日本円にすると約5兆6000億円にもなります。
このような大きな額を見ても、あまりに桁が違い過ぎてピンと来ないですよね。
この金額は、全体の株式にさらに38%を上乗せした金額です!
もっと感覚が遠のいていくような金額ですが…
しかし、資産27兆円で長者番付1位のイーロン・マスク氏にとっては、決して手の届かない金額ではありませんでした。
すごいです…
イーロンマスクのプロフィール

- 名前:イーロン・マスク(Elon Musk)
- 生年月日:1971年6月28日(2022年現在50歳)
- 国籍:アメリカ合衆国
- 職業:起業家、エンジニア
- 子供:7人
まとめ
イーロン・マスク氏がツイッターを買収した理由を詳しく見ていきました。
これからのツイッターは「言論の自由」に向けて改革されていくと思われます。
法律範囲内で嫌いなものを嫌いと言える自由で健全な言論を主張するイーロン・マスク氏の考えに賛同できず、懸念する声もありました。
イーロン・マスク氏曰く、
今の形では繫栄することも社会的役割を果たすこともできない!
ツイッターは生まれ変わる必要があります!
と公言していました。
この言葉を聞いた時、正直言いますと、今のままでは駄目だったのかなぁ…なんてぼやっとしていましたが、やはり未来を築いていく人物は思考回路が根本的に違うな~と思った次第です。笑
これからのイーロン・マスク氏のビジネスモデルにも注目していきたいですね!